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 欧州委員会、循環型経済に向けて持続可能な電池に関する法律の見直しを提案

発表日:2020.12.10


  欧州委員会(EC)は、新しい循環型経済行動計画における取り組みとして、2006年に制定されたEU電池指令の更新を提案した。対象は、EU市場に投入されるすべての電池(産業用、自動車用、電気自動車用、携帯用など)となる。ライフサイクル全体を通じて持続可能な電池は欧州グリーンディールの目標にとって重要であり、競争力のある持続可能性を促進し、クリーンエネルギーや、2050年までの気候中立達成に必要である。EU市場に投入される電池は、可能な限り環境への影響を最小限に抑え、人権と社会的・環境的基準を十分に尊重した材料を使用して製造されなければならない。また再利用、リサイクルを行い、電池に含まれる貴重な材料を欧州経済の中で可能な限り長く維持するために、EU電池指令の更新版では、リサイクル材料の含有量、電池の回収・処理・リサイクルに関する新たな要件と目標の設定を提案している。

情報源 地球環境、ごみ・リサイクル、環境総合
国・地域 EU
機関 欧州委員会(EC)
分野 地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合
キーワード リサイクル | 電池 | 欧州委員会 | EU | クリーンエネルギー | 再利用 | 欧州グリーンディール | 循環型経済行動計画 | EU電池指令 | 欧州経済
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