国連環境計画(UNEP)は、COVID-19からの復興の一環として、ラテンアメリカとカリブ海地域の循環型経済への移行を支援する新たな取り組みが「循環型経済に関する地域連合(Regional Coalition on Circular Economy)」として開始されたと発表した。循環型経済は、気候変動、汚染問題、生物多様性の喪失などの世界的な課題に取り組む一方で、長期的な経済生産性とグリーン・ジョブを促進させることができる。UNEP国際資源パネルによると、循環型経済を採用することで、原材料の使用量を最大99%削減することができ、生物多様性の保護に貢献できる。エレン・マッカーサー財団によると、現在の気候変動の議論では、再生可能エネルギーへの切り替えやエネルギー効率の問題に焦点が当てられており、それらによって温室効果ガス排出量の55%に対応することになるが、残り45%は製品の製造・使用方法や食品の生産方法によって発生するものであるため、循環型経済はこれに対処するのに有用である。
情報源 | 国連環境計画(UNEP)プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 生物多様性 | 気候変動 | 温室効果ガス | 国連環境計画 | 循環型経済 | 汚染問題 | グリーン・ジョブ | UNEP国際資源パネル | 経済生産性 |
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