国連環境計画(UNEP)は、2021年11月23日から25日にかけて開催された、「東アフリカ地域の沿岸及び海洋環境の保護、管理及び開発のためのナイロビ条約」の締約国による、第10回締約国会議(COP10)について、詳細を紹介した。マダガスカルが主催した同会議では、多くの希少生物を含む11,000~20,000種の海洋生物が生息している西インド洋の保護、管理、開発を、ケニア、フランス、南アフリカ、タンザニアなど10か国が、今後2年間で相互に協調して行うための方向性や戦略を決定した。気候変動、海洋汚染、生物多様性の損失などの問題に対処するための有意義な行動を加速させるためには、地域の強力な協力関係が不可欠だとし、具体的には、大気中の二酸化炭素による海の酸性化、マングローブの損失、油流出、排水処理、海洋ごみに対応するための行動計画の策定や見直しについて合意した。
情報源 | 国連環境計画(UNEP)プレスリリース |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連環境計画(UNEP) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 国連環境計画 | 海洋酸性化 | マングローブ | 海洋環境 | 油流出 | 東アフリカ | 希少生物 | マダガスカル | ナイロビ条約 |
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