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 世界気象機関、気候変動から人々の健康を守る取り組みを紹介

発表日:2022.04.07


  世界気象機関(WMO)は、世界保健機関(WHO)が毎年4月7日の「世界保健デー」にあたり、2022年のテーマ「私たちの地球、私たちの健康」の一環として、健康の保持・保護と気候変動の緩和のための行動を加速するよう緊急要請を行ったことに際し、関連事項について解説した。WHOは、気候の危機は健康の危機であるとし、99%の人々が主に化石燃料の燃焼による健康に悪い空気を吸っていることや、異常気象、生物多様性の損失、土地の劣化、水不足が人々を避難させ、健康に影響を及ぼしていることを指摘した。WMOは2021年、初めて「大気質・気候公報(Air Quality and Climate Bulletin)」を発行した。また、WHOの大気質データベースの2022年版では、粒子状物質とオゾンの前駆体である二酸化窒素(NO2)の年平均濃度の地上測定値を初めて導入した。WMOはWHOと協力して、利用可能なデータの評価と質の向上に努めていく。

情報源 世界気象機関(WMO)ニュース
国・地域 国際機関
機関 世界気象機関(WMO)
分野 地球環境 大気環境
キーワード 生物多様性 | 気候変動 | 世界気象機関 | オゾン | 化石燃料 | 世界保健機関 | 異常気象 | 二酸化窒素 | 水不足 | 世界保健デー
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