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 生物多様性条約、地球環境ファシリティに対する多額資金の拠出を発表

発表日:2022.04.08


  生物多様性条約(CBD)は、29か国が共同で、地球環境ファシリティ(GEF)に対する52億5000万ドルの拠出を誓約したことを発表した。今後10年間、共同行動を通じて、生物多様性を保護し、気候変動、プラスチック、有害化学物質による脅威を抑制するために、世界的な取り組みを強化する。同誓約は、「ポスト2020生物多様性枠組」を成功させるために極めて重要であり、同枠組みは、2022年末に中国の昆明で再開される国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で採択される予定である。最近CBDが開催した会合により、世界各国政府は同枠組みのための基盤を作り出した。同枠組みを策定する作業部会は、COP15での採択に先立ち、2022年6月に開催される。GEFは生物多様性保護のための世界的な主要資金源であり、環境衛生のあらゆる側面に取り組む唯一の多国間基金である。今回のGEFへの強力な拠出は、その相当部分を生物多様性のために使用するものであり、生物多様性損失防止に必要な変革への世界的な関与を示している。

情報源 生物多様性条約(CBD)プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 生物多様性条約(CBD)
分野 地球環境 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | 気候変動 | プラスチック | COP15 | 生物多様性条約 | 地球環境ファシリティ | 有害化学物質 | 基金 | 環境衛生 | ポスト2020生物多様性枠組
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