イギリスのロンドンで、2009年11月24日、ダーウィンの著書「種の起源」の発行150周年を祝うイベントが開催された。ブリティッシュ・カウンシルやダーウィン・トラスト等で構成するダーウィン200委員会主催のイベントでは、ダーウィンが種の起源ではなく、生物多様性の本質を探究していたことに注目し、ダーウィンの研究が、生物多様性や生態系サービスの解明を目指す今日の研究の道筋を示したことを強調。また、生物多様性条約のジョグラフ事務局長は、生物種が、自然の状況の1000倍以上のスピードで絶滅していると指摘し、特に気候変動が生物多様性喪失の大きな原因の一つになりつつあると述べた。一方、11月25日には、2010年国際生物多様性年を支援するイギリスのパートナーシップを立ち上げる催しがロンドンの自然史博物館で開催された。ダーウィン200委員会と国際生物多様性年では、1年を通じて、ダーウィンの功績を記念する行事を行うとともに、自然の本質的な重要性を普及する活動を実施していく予定。
情報源 | 生物多様性条約(CBD)事務局 プレスリリース(PDF) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 生物多様性条約(CBD)事務局 |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 気候変動 | 生態系サービス | 生物多様性条約 | CBD | 絶滅 | ロンドン | ダーウィン | 種の起源 |
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