アメリカ環境保護庁(EPA)は、フロリダ州のラグーンにおけるマナティーの異常な死亡に関し声明を発表した。マナティーは沿岸生態系のキーストーン種であり、その健康状態や行動が水質の変化を警告している。同庁はラグーンの水質悪化が海草の減少やマナティーなどの生存に影響することを懸念しており、フロリダ州はラグーンに到達する栄養塩を制御する取り込みを加速させる必要がある。今後数週間、同庁はフロリダ州や他の連邦政府機関などとの会合を継続し問題解決に向けた進展を図る予定であり、パートナーとともにリソースと専門知識を活用し、同地域の水質を改善するための行動を強化・加速する。水質浄化法施行50周年を迎えるにあたり、同庁は水質を改善し、この貴重な生態系が直面する環境問題に取り組むため、これまで以上に科学に基づき行動する。