アメリカ環境保護庁(EPA)は、五大湖修復イニシアティブ(GLRI)の新規プロジェクトへの資金提供を発表し、募集を開始した。五大湖の環境の回復・保護に取り組む州、部族、州間、市町村等の政府機関や高等教育機関、非営利団体のプロジェクトに対し、総額で最大1390万ドルを提供する。2015年の募集では、侵入種や都市・農業流域の水系への汚染物質流入への対策を重点に、人々の健康や仕事に不可欠である周辺流域の水質の回復・保護を支援するという。GLRIは、世界最大といわれる五大湖淡水水系の環境の回復・保護を促進させるために2010年に発足した。これまで、水質の改善、固有種とその生息地の回復・保護、侵入種の移入防止・抑制など五大湖流域のさまざまな環境問題に取り組む2500件のプロジェクトに資金を提供している。EPAでは、助成金の申請方法を説明するオンラインセミナーを2015年8月13日に開催する。また、GLRIの助成金への応募申請書や申し込みに関する情報はEPAのホームページで確認することができる。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 生態系 | 水質 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 汚染物質 | 五大湖 | 環境保護 | 侵入種 | 環境回復 |
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