韓国環境部(MOE)は、韓国の3都市がラムサール条約の湿地自治体認証制度における認証自治体として承認されたと発表した。同制度は、湿地に近接し湿地に依存している自治体、特に国際的に重要なラムサール湿地に指定されている自治体に対し、湿地の保全と賢明な利用を促進することを奨励するものである。認証自治体はラムサールの商標を使用して、地域の農水産物や製造物、エコツーリズムプログラムの販促活動を行うことができる。今回承認された3都市の湿地は、湿地に関する国際的な条約であるラムサール条約と、韓国の湿地保全法に基づき、国際的に重要な場所とされている。うち2都市は、干潟の生物多様性と渡り鳥の中継地としての重要性が評価され、2021年にユネスコ世界遺産に登録されている。各都市は湿地の復元やエコツーリズムの実施、地域住民による湿地と生態系の保護、渡り鳥の保護や干潟の清掃など、様々な活動を行っている。3都市は2022年11月、第14回締約国会議において、認証自治体として正式に公表される。
情報源 | 韓国環境部(MOE) プレスリリース |
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国・地域 | 韓国 |
機関 | 韓国環境部(MOE) |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 渡り鳥 | 生物多様性 | 湿地 | エコツーリズム | ラムサール条約 | 干潟 | 韓国環境部 | 湿地保全法 | ユネスコ世界遺産 |
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