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 国連環境計画、有害廃棄物の廃止などに関する会議の決定事項を発表

発表日:2022.06.17


  国連環境計画(UNEP)は、有害な化学物質や廃棄物から人の健康や環境を守ることを目的とした多国間環境協定である、バーゼル条約、ロッテルダム条約、ストックホルム条約の締約国会議(BRS COPs)の閉会にあたり、採択された内容を紹介した。今回、電気電子機器廃棄物(e-waste)の越境移動に関する規定や、泡消火薬剤などに使用されているペルフルオロヘキサンスルホン酸(PFHxS)とその塩およびPFHxS関連物質を排除の対象とすることなどが採択された。また、残留性有機汚染物質(POPs)のうち、PCB(ポリ塩化ビフェニル)、農薬・殺虫剤のDDTの廃止・廃棄物管理に関する決定が採択された。3つの会議では、水銀に関する水俣条約を含む他の組織との国際協力の強化、プラスチック汚染を終わらせるための法的拘束力のある国際的な合意の形成、科学政策パネルを設立して化学物質と廃棄物の健全な管理と汚染防止にさらに貢献することが確認された。

情報源 国連環境計画(UNEP) プレスリリース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 ごみ・リサイクル 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | PCB | ストックホルム条約 | POPs | バーゼル条約 | DDT | ペルフルオロヘキサンスルホン酸 | PFHxS | 電気電子機器廃棄物 | 泡消火薬剤
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