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 国連環境計画、地球を守るためのデジタル技術を紹介

発表日:2022.08.17


  国連環境計画(UNEP)は、データとデジタル技術を活用した、環境問題に対応するための取り組みについて紹介した。約5,000都市をカバーする世界最大の大気汚染ネットワーク「GEMS Air」は、大気質のリスクをリアルタイムで提供している。「Freshwater Ecosystem Explorer」では地球上のすべての国の湖や川の状態を詳しく見ることができ、「IMEO」では人工衛星、地上のセンサー、企業報告、科学的研究などから収集したデータを使用した、メタン排出量の観測状況が閲覧できる。オープンソースプラットフォーム「国連生物多様性ラボ」は、自然の範囲、気候変動の影響、人間による開発の規模に関するデータと400以上のマップを提供している。UNEPのすべてのデジタルプラットフォームは、世界、地域、国レベルで主要な環境に関する持続可能な開発目標や多国間協定における進捗を監視できるようになっており、また、それらプラットフォームの地球環境の変化をリアルタイムで測定する技術は、効果的な意思決定に不可欠である。

情報源 国連環境計画(UNEP) ニュース
国・地域 国際機関
機関 国連環境計画(UNEP)
分野 地球環境
キーワード 人工衛星 | 国連環境計画 | マップ | データ | 環境問題 | デジタル | メタン排出量 | 大気汚染ネットワーク | GEMS Air | 国連生物多様性ラボ
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