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 イギリス、CO2隔離・貯留産業戦略を打ち出す

発表日:2010.03.17


  イギリスを炭素隔離・貯留(CCS)技術の技術革新・ビジネスの中心とすることを目指すCCS産業戦略が、2010年3月17日に発表された。これはイギリスに技術、地質学、海底の分野の知見や技能を集約させるもの。この戦略の一環として、ヨークシャー・ハンバー地域が、CCS技術に関する最初の低炭素経済地域に指定され、この地域のフェリーブリッジ発電所がCCS事業で630万ポンドの補助を受けることとなった。世界のCCS技術の最前線にあるイギリスでは、4件の商業規模のCCS実証事業に資金を拠出する法案を議会に提出し、先週には世界で初めて商業規模のCCS施設を建設する技術・設計の研究に資金拠出することを発表している。エネルギー・気候変動省では新規に「CCS局」を設け、CCSをイギリス内外に普及させることとした。同省のミリバンド大臣は、「産業の成長、エネルギー安全保障、気候変動対策がCCS技術を支持する3つの柱である」とコメントした。

情報源 イギリス エネルギー・気候変動省(DECC) プレスリリース
国・地域 イギリス
機関 イギリス エネルギー・気候変動省(DECC)
分野 地球環境
キーワード CCS | CO2 | 実証事業 | 気候変動 | 環境技術 | 低炭素社会 | イギリス | 炭素隔離・貯留 | エネルギー・気候変動省 | DECC
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