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 アメリカエネルギー省、テキサス州での炭素隔離・貯留プロジェクトを支援

発表日:2010.03.09


  アメリカエネルギー省(DOE)は、アメリカの電力会社、NRGエナジー社の炭素隔離・貯留プロジェクトが、アメリカ復興・再投資法による支援を含め最大1億5400万ドルの支援を受けると発表した。この事業では、テキサス州トンプソンに炭素隔離・貯留技術を実証する60メガワット級の施設を建設し、温室効果ガス排出量の削減を実証するとともに、近辺の油田の原油増進回収も行う。 同プロジェクトは「クリーン炭素電力イニシアティブ(CCPI)」が行う第三回目の選抜で選ばれたもので、州政府と企業がコストを分担して、石炭火力発電所の炭素隔離・貯留技術を実証。商業的に導入できる最新の石炭技術の準備を進めることを目指す。事業は6ヶ年の予定で、 (1)種類の異なる新種のアミン溶液を使った、フルオロ社の炭素回収技術、(2)ラムジェン社のCO2圧縮システム、(3)蒸気と電気を提供する効率の高いコージェネレーション・モーター、(4)テキサス湾沿岸の油田での石油増進回収・貯留法といった炭素隔離・貯留に関する最新技術を実証する。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード コージェネレーション | CCS | CO2 | アメリカエネルギー省 | DOE | 温室効果ガス | 石炭火力発電 | 炭素隔離・貯留 | テキサス州 | 原油増進回収
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