オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水資源省(DCCEEW)は、同国初の気候変動に関する年次声明を国会で発表した。その概要は、2030年および2050年の温室効果ガス(GHG)排出量削減目標達成に向けた同国の進捗状況、気候変動がもたらす経済・環境・社会的影響、世界的な取り組みにおける同国の行動、気候変動を緩和し、適応するための同国の政策、となる。同国は2022年6月、国が決定する貢献(NDC)を更新し、2030年までにGHG排出量を2005年比で43%削減することを誓約した。同声明は、同国が同誓約実施のために多くの取り組みを実施しなければならないことを示した。同国の計画に従ったシナリオでは、2020~2030年、GHG排出量削減の大部分は再生可能エネルギーの強力な導入が貢献し、2030~2035年ではすべての部門からの排出量が減少し、電力、土地利用・土地利用変化・林業(LULUCF)、運輸などの部門が最も寄与する見込みである。
情報源 | オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水資源省(DCCEEW) ニュース |
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国・地域 | オーストラリア |
機関 | オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水資源省(DCCEEW) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 気候変動 | 温室効果ガス | 土地利用 | オーストラリア | GHG | NDC | LULUCF | 誓約 | 年次声明 |
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