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 世界資源研究所、「自然と人々のための高い野心連合」の常設事務局を設立

発表日:2022.12.21


  世界資源研究所(WRI)は、地球環境ファシリティ(GEF)と共催する、「自然と人々のための高い野心連合(HAC)」の常設事務局を設立した。コスタリカとフランスが共同議長を務める116か国による政府間グループであるHACは同事務局のもと、2030年までに世界の陸と海の少なくとも30%を保護・保全するという目標に向けた取り組み(「30by30」)を主導する。同目標は国連生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)で合意され、世界は10年後までに陸の保護地域を現在の2倍、海の保護地域を4倍以上に増やす必要がある。同事務局は、各国の取り組み実施に向けた能力開発と知識の共有を支援し、取り組みを支援するための資金源と技術支援のマッピング、マッチング、動員を行う。各国は同目標達成のための生物多様性フレームワークの実施、運用ツールの作成を約束した。同目標達成には各国が協力し、特に先住民族や地域社会と連携していくことが必要である。

情報源 世界資源研究所(WRI) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 世界資源研究所(WRI)
分野 自然環境
キーワード フランス | 世界資源研究所 | COP15 | コスタリカ | 地球環境ファシリティ | 保護地域 | 先住民族 | 30by30 | 共同議長 | 自然と人々のための高い野心連合
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