ドイツのボンで2010年4月11日まで、第15回気候変動枠組条約締約国会議(COP15)後初めてとなる国連の気候変動交渉が再開され、交渉の頻度を増やすスケジュールが合意された。すでに決まっている交渉予定に加え、少なくとも1週間の交渉会合を2度開催することとなった。各々、国連気候変動枠組条約の第32回補助機関会合(5月31日~6月11日)、第16回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP16、11月29日~12月10日)の間に開催される予定。UNFCCCのデ・ブーア事務局長は、2010年中に、(1)COP15での合意に近づき、COP16で最終的に決定できる見込みの事項、(2)立場に違いのあるものの、コペンハーゲン合意で政治的な方針が示されている事項、(3)合意からは程遠い事項、という3点に取り組まなければならないとしている。特に、緩和策に関する目標と対策、適応策のパッケージ、技術に関する新しいメカニズム、財政的な合意、森林減少対策などについて結論を出さなければならないという。
情報源 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局 プレスリリース(PDF) |
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国・地域 | 国際機関 |
機関 | 国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局 |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 国連 | 気候変動枠組条約 | 森林減少 | UNFCCC | 交渉 | COP15 | 緩和策 | 適応策 | コペンハーゲン合意 | COP16 |
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