カナダ環境省は、フランス気象庁と共同で、ハイチ政府による初の公共気象ウェブサイトの開設を支援した。このウェブサイトには、ハイチ国立気象センター(NMC)発表の気象警報、注意報、気象速報、5日分の予報が掲載され、ハイチの国民をはじめ、緊急事態や安全保障に関わる政府、国連、非政府組織の職員に、重要な気象情報や、接近中の暴風雨等の事前警報を提供するという。2010年1月12日の大地震で大きな被害を受けたハイチに対し、カナダ政府は緊急援助と復興支援を行ってきたが、例年6月から11月に及ぶハリケーンシーズンを前に、特に自然災害来襲時の事前警報をタヒチ国民へ伝達する手段の整備を急ぐ必要があった。このため、カナダ環境省気象局が、世界気象機関等と共同で、ハイチNMCの悪天候への対処能力再構築を支援したもの。ウェブサイトのほか、カナダ環境省は、NMCの気象観測や予報・警報の作成と伝達の作業を現地で直接支援し、この業務に使用するコンピューター等の機器も提供している。プレンティス環境大臣は、今後もハイチNMCが必要な処理能力と専門技能を持てるよう支援していくとしている。
情報源 | カナダ環境省 プレスリリース |
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国・地域 | カナダ |
機関 | カナダ環境省 |
分野 | 地球環境 自然環境 |
キーワード | 世界気象機関 | カナダ環境省 | 気象予報 | ハリケーン | ウェブサイト | 気象観測 | 自然災害 | ハイチ |
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