フランス、2009年のエネルギーバランスは、消費量とCO2排出量で大幅低下、再生エネルギー生産は大幅増加と発表

発表日:2010.07.07

フランスのエコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省は、2009年のエネルギー実績を発表した。それによると、一次エネルギー消費は2億5900万石油換算トンで、1975年以来最大の下げ幅を記録してほぼ10年前の水準に戻したという。最終的なエネルギー消費は工業、輸送、民生、農業の各部門とも減少し、2009年全体では前年比3.8%の減少であった。30年間以上も伸び悩んでいた再生可能エネルギーの生産量は、2007年からの2年間で300万石油換算トン近くの大幅な伸びを見せ、初めて2000万石油換算トンに達しようとしている。気象条件のために生産量が減少した水力発電を除くと、再生可能エネルギーの生産量は2年間で23%増加したことになる。特に風力発電と太陽光発電の伸びが目覚ましく、同2年間で風力発電容量は84.5%の増加、太陽光発電は7倍に増加している。再生可能エネルギーの好調な伸びとエネルギー消費の減少とが相まって、2009年におけるエネルギー関連のCO2排出量は5.7%の減少となった。同省のボルロー大臣によると、このかつてない良好な実績は、環境グルネルの施策によるところが大きいという。

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