フランスのエコロジー・持続可能な開発・運輸・住宅省は、ADIVALOR(使用済み農業用品の容器包装回収リサイクル団体)とその提携業者らとの間で、農業用品の容器包装廃棄物の回収リサイクルに関する枠組協定(2011-2015年)に署名した。今回の協定では、2003年の旧協定を発展させ、拡大生産者責任の原則に基づいて分別回収ルートの整備拡充を図り、回収リサイクル目標を強化する。旧協定でも目標は全体として達成され、2009年には植物保護製品(EVPP)の包装廃棄物の66%、古くて使用できない植物保護製品(PPNU)の在庫の80%を回収。またADIVALORの事業範囲も種苗の空容器(EVSP)、使用済み農業用フィルム(FAU)等に拡大され、好調な成果が得られていた。新協定では、農業用品へのエコデザイン採用を推進してリサイクル性を高めるほか、平均回収率73%(2009年は46%)、リサイクル率95%(2009年は79%)を目指すなど、ADVILOR、提携業者ともにその取り組みの拡充を約束している。
情報源 | フランス エコロジー・持続可能な開発・運輸・住宅省 プレスリリース |
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国・地域 | フランス |
機関 | フランス エコロジー・持続可能な開発・運輸・住宅省 |
分野 | ごみ・リサイクル |
キーワード | 容器包装 | リサイクル | フランス | 回収 | 廃棄物 | エコロジー・持続可能な開発・運輸・住宅省 | 農業用品 | ADVILOR |
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