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 ドイツ連邦環境省、再生可能エネルギー分野の研究について2010年度の報告書を発表

発表日:2011.07.19


  ドイツ連邦環境省は、再生可能エネルギー分野の研究推進に関する2010年度の報告書を発表した。報告書では、風力や太陽光、地熱、太陽熱、エネルギー供給網などのプロジェクト例を挙げながら、この分野におけるドイツの企業や研究機関の研究開発が進んでおり、その技術力は世界をリードするものであることを強調している。同分野におけるドイツ企業の輸出割合の高さもそれを証明するものであり、例えば風力発電設備に関しては、世界シェアが80%を超えている。連邦環境省は、この分野におけるドイツのリーダー的地位を確保し、かつ成長を促すために、再生可能エネルギーに関する研究開発に対し、長期的かつ目標を定めた支援を実施。2010年には、研究プロジェクトに対して総額1億2000万ユーロを超す投資が行われた。なお、ドイツは、2011年6月に脱原発の方針を決め、エネルギー供給の根本的見直しを迫られており、今後も再生可能エネルギー分野の研究開発が重要な意味を持っている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース ドイツ連邦環境省(BMU) 再生可能エネルギー分野の研究推進に関する2010年度報告書
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 太陽熱 | ドイツ連邦環境省 | 地熱発電 | 研究開発 | エネルギー供給 | 投資 | 脱原発
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