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 欧州環境閣僚会議、環境情報共有化システム(SEIS)の拡大を宣言

発表日:2011.09.23


  カザフスタンで行われた第7回欧州環境閣僚会議の閣僚宣言において、欧州環境情報共有化システム(SEIS)の汎欧州規模での拡大が合意された。「グリーン経済」と「水および関連する生態系の持続可能な管理」を主要テーマとした今回の会議には、欧州を中心に53か国の閣僚等が参加した。SEISは、欧州の環境情報を共有するため、各国政府や科学機関、市民などからの膨大なデータや情報を集約するシステムで、過去5年間、欧州環境局(EEA)らが取組を進めてきた。閣僚会議で、各国が環境モニタリングシステムを開発し、共有化されたデータをもとに正しいグリーン経済政策を策定する必要があることを認識し、SEISを中央アジアやロシアまで含めた汎欧州地域へと拡大することを合意した。会議では、浄水場の建設等、多くの国が、多様な措置を講じ、水管理の向上に尽力したことなども報告された。最終宣言では、水部門への投資の促進も提言され、閣僚等は「経済成長と環境悪化の分離」の重要性に留意し、グリーン経済への転換を率先して行うことを確認した。

情報源 欧州環境局(EEA) プレスリリース
国・地域 EU
機関 欧州環境局(EEA)
分野 水・土壌環境 環境総合
キーワード モニタリング | 生態系 | 持続可能 | EEA | 環境情報 | 情報システム | グリーン経済 | 欧州環境局 | SEIS | 水管理
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