ドイツ連邦環境省は、環境イノベーションプログラムの重点助成である「排水処理設備におけるエネルギー効率」の枠組において、自治体や産業施設が実施する13プロジェクトに対し、合計1000万ユーロ弱を支援すると公表した。ライヒェ政務次官は、「助成対象プロジェクトによって、排水処理設備におけるエネルギー効率向上と資源保護の可能性が注目され、その実現可能性と経済性が実証される。これは、さらに多くの自治体や産業施設が、同様の取組に投資を行うための動機づけとなる」とコメントした。この重点助成は2010年9月に公表され、21の応募プロジェクトから、13プロジェクトが選出された。ドイツでは、国内の自治体所有施設におけるエネルギー消費の5分の1が排水処理設備によるもので、これを20%削減可能とする調査結果が出ている。また、排水処理施設におけるエネルギー生産を、2~4倍に増加させる可能性も示されており、最新の排水処理設備による資源保全への貢献も指摘されている。
情報源 | ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース |
---|---|
国・地域 | ドイツ |
機関 | ドイツ連邦環境省(BMU) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 排水処理 | ドイツ連邦環境省 | エネルギー効率 | 自治体 | イノベーション | 産業 | エネルギー消費 | 実現可能性 | 資源保護 |
関連ニュース |
|