欧州委員会は、公共交通機関で自然保護地域をめぐる持続可能なアルプス横断イベント「スーパーアルプ!6」が2012年7月4日から11日にかけて行われると発表した。これは、世界各国からジャーナリスト等が参加し、電車、バス、自転車など、自家用車に替わる交通手段を利用してアルプスを東から西へ横断するもので、アルプス条約常設事務局が主催する。6回目となる今回は、EU生息地指令およびLIFEプログラムの採択から20周年を迎えることから、スロベニア、オーストリア、イタリア、フランスの8つのLIFEプロジェクト実施地域を訪れる。それぞれ、クマの再導入や水生態系の保護など様々なテーマに取り組んでいるという。現在、アルプスは、グローバル化による諸問題を抱えており、これに効果的に対処するには関係国による協調行動が必要であるとしている。アルプス条約は、1991年にアルプス周辺の8か国とEUによって署名され、アルプスの持続可能な開発を確保し、地域の利益を守るため積極的な協力を行うことを目的としている。
情報源 | 欧州委員会 プレスリリース |
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国・地域 | EU |
機関 | 欧州委員会 |
分野 | 自然環境 環境総合 |
キーワード | 公共交通 | 持続可能 | 欧州委員会 | EU | 自然保護 | イベント | アルプス | 生息地指令 | アルプス条約 | LIFE |
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