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 欧州委員会、持続可能な消費と生産のためのSWITCH-Asia拡大に向けセミナー開催

発表日:2012.02.08


  2012年2月7~8日、消費者や中小企業、政策決定者における持続可能な消費と生産(SCP)を促すEUの取組SWITCH-Asia(スイッチ-アジア)に関するセミナーが開かれ、アジアでの成功事例をもとに、今後、他地域へどのように拡大するかについて発表が行われた。EUは2007年に1億5000万ユーロを拠出して中国、インドを含むアジア15カ国でSWITCH-Asiaを立ち上げ、2013年までの期間、プロジェクト資金提供、ネットワーク構築、政策支援を3本柱に取り組みを進めている。また、2011年の委員会報告で、SWITCHプログラムを他地域に拡大することが提唱され、南部地中海沿岸諸国では2012年前半、東欧諸国では2012年秋に、関連プロジェクトを立ち上げる予定となっている。今回のセミナーで、欧州委員会の環境・開発担当を務める委員たちは、「2012年6月のRio+20(国連持続可能な開発会議)ではグリーン経済とSCPが焦点となるが、SWITCH-AsiaはSCPの理論を実践に移す模範となる」と述べた。

情報源 欧州委員会 プレスリリース SWITCH-Asiaセミナー概要(SWITCH-Asia 事業と他地域への適応可能性)(PDF)
国・地域 EU
機関 欧州委員会
分野 環境総合
キーワード プロジェクト | 持続可能 | 欧州委員会 | EU | 地中海 | 資金 | Rio+20 | 東欧 | SWITCH-Asia | スイッチ-アジア
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