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 アメリカエネルギー省、最先端の燃料電池の開発・利用プロジェクトに1億3000万ドルを助成

発表日:2008.05.27


  アメリカエネルギー省(DOE)は、燃料電池(自動車用、定置型及び可動型電源として)の開発・利用プロジェクトに対し、3年間で1億3000万ドルを助成するという告示(FOA)を公表した(ただし今後、助成に関する議会の承認が必要)。この告示では、運輸用、定置型及び可動型電源に関する研究開発事業に加え、分散型エネルギーシステムにおける燃料電池の実証事業や、実際の運用データを提供する市場化支援事業についても提案を募集する。助成の対象となるのは、企業、大学及び国の研究機関で、企画競争により最大50件の事業を選定する予定。研究開発事業については最低20%、実証事業については最低50%の自己負担が必要で、これを含めると事業総額は1億7000万ドル超となる。今回の助成により、クリーンで信頼性が高く、持続可能で、競争力のある燃料電池技術の実現に、さらに近づくことが期待されている。申請の締め切りは2008年8月27日。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | アメリカエネルギー省 | DOE | 運輸 | 定置型 | 分散型 | エネルギーシステム
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