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 アメリカエネルギー省、燃料電池の研究開発に7400万ドルを助成

発表日:2010.12.22


  アメリカエネルギー省(DOE)は、定置型及び自動車用のクリーンで信頼性の高い燃料電池の研究開発について、最大7400万ドルの助成金申請を受け付けると発表した。内訳は、1)燃料電池システムのコスト削減と耐久性・効率の向上を目指した、燃料電池部品(触媒、膜電極接合体等)の継続的研究開発に3年間で最大6500万ドル、2)現行の研究活動の進捗状況を評価し、燃料電池と水素貯蔵の将来の研究開発の指針となる、コスト分析の実施に最大900万ドル、となっている。燃料電池は、水素その他の燃料の化学エネルギーを利用してクリーンかつ効率的に電力や熱を発生させるもので、副産物は水など最小限にとどまる。DOEは、この助成が、世界的に急成長している燃料電池市場においてアメリカを優位に立たせるとともに、アメリカの温室効果ガス排出削減と化石燃料への依存軽減につながるものとしている。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境 環境総合
キーワード 燃料電池 | 水素 | アメリカエネルギー省 | DOE | 温室効果ガス | 自動車 | 化石燃料 | クリーンエネルギー | 定置型
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