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 ドイツ環境省、再生可能エネルギーによる熱の利用促進のため、市場インセンティブプログラム改定で支援強化へ

発表日:2012.08.08


  ドイツ連邦環境省(BMU)は、再生可能エネルギーによる熱を利用するシステムへの投資促進のため、市場インセンティブプログラム(MAP)を改定し、助成金増額や対象拡大など支援を強化する。たとえば、小規模の太陽熱収集システム、バイオマスボイラー、ヒートポンプには、一定の条件下で新たな助成額が適用され、これにより助成額は最大400ユーロ増えるという。革新的技術や促進させるべき複合技術、断熱効果の高い建物におけるヒートポンプの導入へのボーナスポログラムも拡充される。大規模設備についても、大型の太陽熱収集システムへの償還補助金が投資額の最大50%(これまで30%が上限)へと引き上げられ、ヒートポンプ、バイオガス供給、地熱発電への支援も強化される。BMUは、今回の改定は、住宅の持ち主が再生可能エネルギーによる暖房や温水供給へと切り替えるよう促す魅力的な条件となるとして、これら技術に対する民間投資促進を期待している。MAP改正は、2012年8月15日から実施される。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | ヒートポンプ | バイオマス | バイオガス | 太陽熱 | 断熱 | ドイツ連邦環境省 | BMU | 地熱発電 | インセンティブ
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