世界資源研究所の持続可能な輸送センター(EMBARQ)と国連人間居住計画は、世界都市フォーラムにおいて、持続可能な都市のモビリティ(移動しやすさ)に関する協力覚書を締結した。この覚書は、安全でクリーン、かつ低価格の輸送手段を整えた持続可能な都市づくりを支援するため、両機関の協力を強化することが目的。特に貧困・弱者層のニーズに重点を置き、生活や経済活動に欠かせない持続可能な輸送システムを都市開発計画に組み込む方法を提供していくという。まずは、両機関が共同で作成した『簡単手引き:都市モビリティの多種利害関係者フォーラムを構築する』を発表。これは、モビリティ向上を図る都市当局者向けの段階的手引書4種のうちの1つである。また両機関は覚書で、資金調達機会や能力育成、知識管理、国際行事参加など、都市のモビリティに関する問題解決で協力する専門家のネットワーク構築に同意した。なお、EMBARQは、2016年までに新興国を中心に200都市で、持続可能なモビリティを都市計画へ導入するよう取り組むとしている。
情報源 | 世界資源研究所 持続可能な輸送センター(EMBARQ) プレスリリース 世界資源研究所(WRI) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | 世界資源研究所(WRI) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 都市 | 持続可能 | 世界資源研究所 | WRI | 覚書 | 輸送 | モビリティ | 国連人間居住計画 | 持続可能な輸送センター | EMBARQ |
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