世界資源研究所(WRI)は、都市の二酸化炭素排出削減と持続可能な発展を支援するために、「イクレイ(ICLEI)‐持続可能性をめざす自治体協議会」との新たなパートナーシップに合意したと発表した。現在、エネルギーに関連する温室効果ガス排出量全体の70%が都市から排出され、急速な都市化で新たな問題も増大している。新パートナーシップでは、特に新興国の都市における気候変動への寄与を軽減しつつ、人々が住みやすく生産性が高い持続可能な都市を実現するために、二酸化炭素の排出を削減し都市の回復力を強化する最先端の研究やツールの構築を行い、気候変動と闘うための都市の能力促進を目指す。「コミュニティレベルの温室効果ガス排出量グローバルプロトコル」(GPC)の策定など、両組織がこれまで共同で取り組んできた既存のイニシアティブを進展させ、都市の交通や気候変動への適応などさまざまな分野における革新的な解決策によって都市への技術的な支援や指導を強化し、より持続可能な都市を実現するための取り組みを進めていくという。
情報源 | 世界資源研究所(WRI) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | 世界資源研究所(WRI) |
分野 | 地球環境 環境総合 |
キーワード | 気候変動 | 温室効果ガス | CO2排出量 | 都市 | 持続可能 | 世界資源研究所 | WRI | 排出削減 | 交通 | イクレイ |
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