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 アメリカ環境保護庁、使用済み電子機器リサイクルで大手メーカー・小売り業者と共同取組

発表日:2012.09.20


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、携帯電話やコンピュータ等の電子機器の再生・リサイクルを拡大するため、ベストバイ、LG電子、パナソニック等の大手メーカーや小売り業者と共同で「持続可能な材料管理(SMM)のための電子機器の取組み」を開始した。電子機器には、貴金属、銅、プラスチック、ガラス等、製造や採掘にエネルギーを多用する資源が使われている。使用済み電子機器の量が世界中で増え続ける中、資源の保全と温室効果ガスなど汚染物質の排出抑制につながる安全な管理とリサイクルが重要になっている。今回の取組みを通じ、電子機器産業は使用済み電子機器の回収量を増やし、回収した機器はすべて認定再生事業者に渡すことを約束する。EPAは、安全かつ適正なリサイクルを実施・公表するための透明で定量的な手段を提供するという。なお、認定再生事業者になるには、使用済み電子機器の安全なリサイクル・管理基準に適合していることを独立の公認監査人に対して実証しなければならないが、認証されることで需要が拡大し、新規雇用が生まれているという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 電子機器 | 回収 | 持続可能 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 使用済 | 排出抑制 | SMM | 資源保全
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