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 アメリカ環境保護庁、電気電子機器廃棄物リサイクル業者認証基準の実施状況を報告

発表日:2016.02.04


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、電気電子機器廃棄物のリサイクル業者を認証する第三者認証制度の2つの認証基準(R2とe-Stewards)の実施状況を調査し、その結果を報告した。これらの基準には、使用済み電子機器の管理に関して、再使用・リサイクルを最大化し、人や環境の有害物質への曝露の最小化する厳しい要求事項が盛り込まれている。今回の調査では、利害関係者との面談や監査の観察に基づき、基準の実施における透明性・一貫性や、意図する成果を上げているかどうかを評価した。その結果、主要な実施者間で役割や責任が明確で効果的となっている、建設的な改善への機会がシステム全体に組み込まれているなど、多くの強みが確認されたという。また同報告は、基準の全体的な有効性を高めるため、基準の定期的更新や監査時間の増加等の提言も行っている。EPAはオバマ政権の「電子機器の管理に関する国家戦略」の下、「持続可能な材料管理(SMM)電子機器チャレンジ」を推進しており、電子機器メーカー等に対して、環境負荷低減や資源保全、責任ある管理のため、認証リサイクル業者を利用するよう促している。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | アメリカ環境保護庁 | EPA | 廃棄物 | 有害物質 | 認証 | 再使用 | 電気電子機器
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