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 環境省、第2回アジア地域化学物質対策能力向上促進講習(ベトナム)の結果を公表

発表日:2013.03.08


  環境省は、平成25年3月7日にベトナム・ハノイで開催された「第2回アジア地域化学物質対策能力向上促進講習」の結果を公表した。同省では、平成23年度よりアジア地域における化学物質対策能力の向上を促進、適正な化学物質管理の実現を図るため、政府関係者向けの講習を行っている。ベトナムでは、化学品法の制定や化学物質管理部局の新設などを行っているが、依然として化学物質対策のための政策手法や、有害性評価及び暴露評価を実施する機関が整っていない等の課題がある。今回の講習では、日本の化学物質管理の枠組み、地方公共団体における化学物質管理施策及び化学物質排出移動量届出制度(PRTR制度)の導入の経緯を紹介するとともに、ベトナム側より直面している化学物質対策の現状と課題について説明がなされた。また、今後の二国間の協力内容等について活発な意見交換等がなされ、同国におけるPRTR制度の構築に向け、二国間で引き続き連携していくことを確認したという。

情報源 環境省 報道発表資料
環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 環境省 | ベトナム | アジア | 施策 | リスク評価 | 有害性 | PRTR制度 | 曝露評価
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