環境省は、西名古屋火力発電所リフレッシュ計画環境影響評価準備書について、平成25年5月24日付けで経済産業大臣に対し、二酸化炭素(CO2)排出量の更なる低減等を求める環境大臣意見を提出した。同事業は、中部電力(株)が所有する、重油等を燃料とする西名古屋火力発電所構内の旧施設を撤去した後、天然ガスを燃料とする最新式の1,600℃級ガスコンバインドサイクル発電施設を設置するもの。これにより、発電電力量あたりのCO2排出量は現時点の火力発電設備の中では最も低い水準に低減される。今回の環境大臣意見では、主に以下の指摘がなされた。1)所有する火力発電所の中でCO2排出原単位が最も低い水準である間、同設備の利用率をできる限り高い水準に保ち、保有する他の発電所との稼働分担を適切に行うなどにより、事業者全体によるCO2排出の一層の削減に努める、2)CO2分離回収設備の実用化に向けた技術開発を含め、今後の革新的なCO2排出削減対策について継続的に検討を進める。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 大気環境 環境総合 |
キーワード | コンバインドサイクル発電 | CO2 | 環境省 | 天然ガス | 排出量 | 環境影響評価 | CO2分離 | 火力発電所 | 環境大臣意見 |
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