環境省生物多様性センターは、モニタリングサイト1000の一環として実施しているシギ・チドリ類調査について、平成25年度の春期(4月~5月)に行った調査結果の速報を公表した。モニタリングサイト1000(重要生態系監視地域調査)は、日本を代表する様々な生態系の変化状況を把握し、生物多様性保全施策への活用に資することを目的とした調査で、全国約1000か所のモニタリングサイトで平成15年から長期継続的に実施している。今回、平成25年度の春期のシギ・チドリ類調査では、日本全国のシギ・チドリ類の最大個体数の合計は、昨年度に比べ3,593増の104,138個体であった。種別に見ると、普段は沖の方で群れで生活するためあまり観察されない「アカエリヒレアシシギ」が昨年に比べ約3.8倍増の19,319個体と多く確認されたほか、絶滅危惧種である「ヘラシギ」が確認されなかった。同省では、データ精査の結果を踏まえて10月を目途に確定値を取りまとめる予定という。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 モニタリングサイト1000 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | モニタリング | 生態系 | 環境省 | 絶滅危惧種 | チドリ | シギ | 生物多様性センター | モニタリングサイト1000 |
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