環境省生物多様性センターは、モニタリングサイト1000の一環として実施しているシギ・チドリ類調査について、平成25年度の冬期(2013年12月~2014年2月)に行った調査結果を公表した。モニタリングサイト1000(重要生態系監視地域調査)は、日本を代表する様々な生態系の変化状況を把握し、生物多様性保全施策への活用に資することを目的とした調査で、全国約1000か所のモニタリングサイトで平成15年から長期継続的に実施している。今回、平成25年度の冬期のシギ・チドリ類調査では、日本全国のシギ・チドリ類の最大個体数の合計は、昨年度に比べ5,565減の48,126個体であった。種別に見ると、ハマシギが全体の66.3%を占め、最も個体数の多い種となり、次いでシロチドリ9.0%、ダイゼン6.0%と続き、上位を占める構成種は前年と同様の状況が確認された。また、干潟や湿地に生息する絶滅危惧種であるツクシガモ、クロツラヘラサギ、ズグロカモメは、前年度よりも観察数が増加し、継続的な増加が認められたという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
環境省 モニタリングサイト1000 |
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | モニタリング | 生態系 | 環境省 | 絶滅危惧種 | チドリ | シギ | 生物多様性センター | モニタリングサイト1000 |
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