(独)国立環境研究所は、生物応答を用いた事業場排水実態調査における実施事業場を募集すると発表した(募集期間:平成25年9月30日~10月11日)。同調査は、平成24年度にとりまとめられた、事業場排水の水生生物への総体的な影響の程度を魚類・甲殻類・藻類の3種の生物を用いて把握する「生物応答を用いた排水試験法(検討案)」(以下、試験法検討案)の改訂や、管理手法マニュアルの作成に資するもの。今回、生物応答手法を実際に適用するために、事業場排水を提供する事業場を募集する。対象となるのは、水質汚濁防止法の排水規制対象となる特定施設を有する事業場(ただし、海水を主な排水として排出している事業場は除く)。募集件数は10事業場程度で、応募件数が10事業場を超過した場合は、幅広い業種の事業場排水の実態を調査するため、業種区分を考慮した上で、決定するという。なお、同調査は、「平成25年度生物応答を利用した水環境管理手法検討調査業務」(環境省請負業務)の一環である。
情報源 |
(独)国立環境研究所 報道発表
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機関 | (独)国立環境研究所 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 国立環境研究所 | 生物 | 水生生物 | 排水 | 実態調査 | 事業場 | 試験法 |
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