農林水産省と環境省は、「平成25年未承認遺伝子組換えパパイヤの生育実態調査」の結果を公表した。我が国では、遺伝子組換え農作物について、カルタへナ法に基づいて、事前に生物多様性への影響を科学的に評価し、影響を生ずるおそれがないと認めた場合にのみ、その輸入や栽培を認めている。今回の調査は、平成23年4月に国内に流通し栽培されていたことが発覚したカルタへナ法上未承認の遺伝子組換えパパイヤについて、自然環境下における生育の実態を把握するため実施したもの。平成25年3月から7月にかけて、沖縄県内の道ばたや空き地等で調査した結果、道ばた等に生育しているパパイヤ48個体のうち検査できたのは40個体で、全て非遺伝子組換え体であった。なお、8個体は、葉がない、崖の縁に生育している等の理由から葉を採取できなかった。両省では、平成26年も、道ばたや空き地における当該遺伝子組換えパパイヤの生育実態を調査するという。
情報源 |
農林水産省 報道発表資料
環境省 報道発表資料 |
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機関 | 農林水産省 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | 環境省 | 農林水産省 | 調査 | 農作物 | カルタヘナ法 | 沖縄県 | パパイヤ | 生育 | 遺伝子組換え |
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