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 三菱重工業(株)と東京ガス(株)、1000kW高効率ガスコージェネレーションシステムを販売

発表日:2013.10.28


  三菱重工業(株)と東京ガス(株)は、発電出力1,000kWのガスコージェネレーションシステムを共同で開発し、平成25年11月1日から販売を開始すると発表した。ガスコージェネレーションシステムは、省エネ性・環境性に優れた分散型エネルギーシステムで、BCPや節電の観点から期待が高まっている。今回発売する製品は、発電出力930kWの従来品をベースに開発した製品で、ガスエンジンを従来品の1,500回転/分から1,000回転/分へ低回転化することによって、部品の摩耗速度を低下させてメンテナンスの周期を延長し、メンテナンスコストの低減を実現した。また、シリンダ内をピストンが上下する行程距離(ストローク)を従来品よりも長いストロークとすることなどにより、エンジンを低回転化させながら発電出力を増大させることに成功。加えて、従来品で使用されていた制御技術をさらに高度化して適用することなどにより、定格出力1,000kWクラスで最高水準の発電効率42.3%、総合効率78.5%を達成したという。

情報源 三菱重工業(株) ニュースリリース
東京ガス(株) プレスリリース
機関 三菱重工業(株) 東京ガス(株)
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | 発電効率 | 三菱重工業 | 東京ガス | 分散型 | ガスエンジン | ガスコージェネレーションシステム
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