国土交通省は、平成26年1月20日、ディーゼル特殊自動車の排出ガス規制の強化のため、道路運送車両の保安基準等を改正したと発表した。また同日、環境省は、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律施行規則の一部を改正する省令」等を公布した。今回の両改正は、平成20年1月の中央環境審議会答申「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第9次答申)及び平成24年8月の同第11次答申を踏まえたもの。主な改正内容は、1)ブローバイ・ガス還元装置の備付け、2)排出ガス試験における新試験法(RMC)の導入及び窒素酸化物(NOx)の規制値の強化、3)使用過程車における粒子状物質の測定方法の変更、具体的には「無負荷加速時に排出される排出ガスの光吸収係数の測定方法」による、黒煙による光吸収係数の規制に変更、規制値を0.5mとする、4)排出ガス発散防止装置に係る機能維持規定の明確化、5)少数生産車の基準の改正、である。また、今回の改正案に対するパブリックコメントの実施結果を公表した。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
環境省 報道発表資料 |
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機関 | 国土交通省 環境省 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | 窒素酸化物 | NOx | 環境省 | 国土交通省 | ディーゼル車 | 自動車排出ガス | 粒子状物質 | ブローバイ・ガス還元装置 | 光吸収係数 | RMC |
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