本田技研工業(株)は、走行状態にあわせたエンジンやCVT(無段変速機)の制御などに加え、燃費運転に役立つ情報をドライバーに提供することで、より低燃費な運転を支援する「エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム」を新開発した。このシステムは、エンジンとCVTを協調制御する「ECONモード」、メーターの色変化で燃費走行状況を表示する「コーチング機能」、燃費運転の採点をする「ティーチング機能 -採点機能-」の3機能で構成されている。この3機能を兼ね備えた総合的な燃費支援システムは世界初となり、2009年春に販売予定の新型ハイブリッド専用車に搭載する。なお、同ハイブリッド車の日本仕様車に同社のHDDインターナビシステムを搭載した場合には、運転の仕方を分析して燃費運転のアドバイスを表示する「ティーチング機能 -アドバイス機能-」も付いているという。