国土交通省は、燃料電池自動車に係る世界統一技術規則との整合等に伴い関係告示を改正すると発表した。これは、自動車の安全性の向上及び国際的な基準調和の観点から、国連の「水素及び燃料電池自動車に係る世界統一技術規則」及び「圧縮天然ガスを燃料とする自動車に係る協定規則」の試験方法等を国内基準に導入するとともに、車両安定性制御装置の装備義務の拡大並びに衝突被害軽減ブレーキの基準強化及び装備義務の拡大を行うもの。今回、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」等を改正し、公布・施行する。なお、「水素及び燃料電池自動車にかかる世界統一技術規則」は日本が提案した案をベースとして平成25年6月に成立したもので、燃料電池自動車の普及に資するものと期待されるという。