環境省は、大気汚染物質の監視結果及び酸性雨の状況と生態系への影響をまとめた「越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング報告書(平成20~24年度)」を公表した。同省では、昭和58年度から酸性雨モニタリングを実施しているが、オゾンやエアロゾルも対象に越境大気汚染を監視することを明確にする観点から、現在は「越境大気汚染・酸性雨長期モニタリング計画」に基づき、湿性沈着(降水)、大気汚染物質(ガス、エアロゾル)、土壌・植生、陸水及び集水域の各分野についてモニタリングを行っている。今回公表された報告書は平成20年度から平成24年度までのモニタリング結果をまとめたもので、国内や東アジア地域における越境大気汚染や酸性沈着の長期トレンド、その影響の早期把握、大気汚染物質の長距離越境輸送の解明のための調査・研究、及び東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)への日本の貢献等に資するものとなっている。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 酸性雨 | 環境省 | オゾン | エアロゾル | 越境大気汚染 | 東アジア | 酸性 | 大気汚染物質 | EANET |
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