環境省は、平成28年11月22日から23日にタイ・バンコクで開催された「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク(EANET)」の第18回政府間会合の結果を公表した。EANETは、東アジア地域における酸性雨問題に関する地域協力体制の確立を目的とする活動であり、共通の手法による酸性雨モニタリングの実施、データの収集・評価・保管及び提供、精度保証・精度管理活動の推進などを行っている。今回の会合には、EANET参加13か国の代表等が参加し、1)UNEPとEANETの間のEANET事務局の整理に関する枠組文書、2)酸性雨の状況に関する第3次定期報告書、等が承認された。2)では、東南アジア地域におけるSO2濃度が2000年に比べて改善していること、また、近年地域の課題となっているPM2.5やオゾン等のモニタリングについて、今後EANETにおけるモニタリング活動を強化する必要があることなどが盛り込まれているという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
地球環境 大気環境 |
キーワード | モニタリング | 酸性雨 | SO2 | 環境省 | 大気環境 | UNEP | 東アジア | PM2.5 | ネットワーク | EANET |
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