東京都は、自動車環境管理実績報告書(平成24年度実績)を公表した。都では、自動車からの環境負荷低減のため、環境確保条例に基づき、自動車環境管理計画書制度を実施している。同制度では、都内で30台以上の自動車を使用する事業者に対して、二酸化炭素(CO2)排出量削減のため、自主的な環境配慮の取組について計画書と実績報告書の提出を義務付けている。今回、平成25年度に対象事業者から提出された実績報告書(平成24年度分)を集計し、削減実績を取りまとめた。全事業者での平成24年度のCO2排出量は、基準(平成18~22年度のうち事業者が任意に選択した連続する3か年の平均CO2排出量:219万t)に比べ約14%の削減となった。平成23年度に続き削減が進んだのは、走行距離の減少が要因であるが、貨物運送事業者が共同輸配送等の物流効率化の取組を進めていることや、タクシー事業者が配車アプリの導入等により効率的な運行を進めていることなども寄与しているものと考えられるという。
情報源 |
東京都 報道発表資料
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機関 | 東京都 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 環境負荷 | 東京都 | 自動車 | 環境配慮 | CO2排出量 | 環境確保条例 | 事業者 | 物流 |
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