環境省は、平成26年度「経済性を重視した二酸化炭素削減対策支援事業」に係る診断機関を募集すると発表した(公募期間:平成26年5月7日~28日17時必着)。同事業は、工場や事業場等におけるエネルギー起源二酸化炭素排出抑制を目的として、工場及び事業場等の事業所(受診事業所)に二酸化炭素削減ポテンシャル診断を行う専門機関(診断機関)を派遣し、設備の導入状況、運用状況、エネルギー消費状況等を踏まえ、当該事業所において適用可能な具体的な二酸化炭素削減対策(設備更新・導入、運用改善等の対策方法別の削減可能量及び対策コスト等)を明らかにするもの。今回は、二酸化炭素削減ポテンシャル診断を実施する事業者を募集する。要件として、1)a)エネルギー管理士の資格を持つ者、b)設備設計一級建築士等の資格を有し、かつ過去に事業所で省エネ診断を行った経験のある者、のいずれかを有していること、2)過去に事業所のエネルギーの使用状況を調査・分析し、その合理化に資する措置の提案又はESCO事業の実績があること、等がある。