(株)大林組は、低炭素型のコンクリートを、紀尾井町プロジェクトの「住宅棟」に適用したと発表した。同コンクリートは、高炉スラグ微粉末などを用い、通常のコンクリートに比べ、CO2排出量を大幅に削減できるもの。今回、東京都千代田区における大規模開発工事「紀尾井町プロジェクト」において、賃貸住宅である「住宅棟」の基礎に採用された。約6,000m3を使用、大規模開発工事における初適用事例となる。工事は2014年4月から8月末を予定。同工事での低炭素型コンクリートからのCO2排出量は約90kg/m3通常のコンクリートを使用した場合と比較して約68%のCO2削減になるという。