経済産業省は、「水素・燃料電池戦略ロードマップ」を公表した。同省では、2013年12月に水素・燃料電池戦略協議会を立ち上げ、今後の水素エネルギーの利活用のあり方について、産学官で検討を行ってきた。今回とりまとめたロードマップは、水素の利用面に加え、製造や輸送・貯蔵の各段階で、目指すべき目標とその実現のための産学官の取組をまとめたもの。技術的課題の克服や経済性の確保に要する期間の長短に着目し、以下の3つのフェーズに分けて取組を進めていくこととしている。1)家庭用燃料電池や燃料電池自動車等、足下で実現しつつある燃料電池技術の活用を拡大し、大幅な省エネの実現や世界市場の獲得を目指す(現在~)、2)供給側では海外の未利用エネルギーを用いた水素供給システムを確立するとともに、需要側では水素発電の本格導入も視野に入れ、エネルギーセキュリティの向上を目指す(2020年代後半)、3)再生可能エネルギー等を用いたCO2フリーの水素供給システムの確立を目指す(2040年頃)。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 燃料電池 | 省エネルギー | 経済産業省 | CO2排出量 | 燃料電池自動車 | ロードマップ | 水素供給 | 水素エネルギー |
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