トヨタ自動車(株)は、セダンタイプの新型燃料電池自動車(FCV)を公開し、2014年度内に日本で発売すると発表した。同社では、水素と酸素の化学反応により発電をするFCスタックや、燃料となる水素を貯蔵する高圧タンクを中心としたFCシステムを自社開発しており、2002年以降は日米でSUVタイプのFCVを導入してきた。今回公開したFCVは、航続距離はJC08モードで約700kmを確保し、燃料の補給(水素の満充填)に要する時間は3分程度とガソリンエンジン車と同レベルになっている。また、FCVが走行中に排出するのは、水素と酸素の化学反応で発生した水だけで、CO2や環境負荷物質を排出しない。同社では、水素ステーションの整備が予定されている地域、及びその周辺地域の販売店を中心に販売する見込みで、価格は700万円程度を予定しているという。
情報源 |
トヨタ自動車(株) ニュース
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機関 | トヨタ自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 環境負荷 | 水素 | トヨタ自動車 | 燃料電池自動車 | 水素ステーション | FCV | JC08モード |
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