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 (株)富士経済、水素燃料・水素ステーション・関連機器の国内市場を調査

発表日:2012.11.07


  (株)富士経済は、水素燃料・水素ステーション・関連機器の国内市場を調査し、その結果をまとめた報告書「2012年版 水素燃料関連市場の将来展望」を発表した。水素は、低環境負荷とエネルギー輸入リスク軽減の両面で、大きな役割を担うことが期待されている。今回、FCV(燃料電池車)向けの水素燃料を販売するための水素ステーション整備、サプライチェーンに必要な製造・輸送・貯蔵等の各工程における主要機器および車載機器の将来展望を示した。また、制度改革も含めた産学官によるインフラ整備の全体像を捉えたほか、水素ステーションの低コスト化の可能性も検証した。FCV向け水素燃料については、現状では市場がほとんど形成されておらず、FCVの本格的な導入が始まる2015年度に市場が立ち上がると予測される。FCVの出荷台数が急速に伸びるのは2020年以降と考えられ、保有台数に比例して水素燃料の需要も高まっていく見通しで、2025年度の市場は2015年度比330倍に拡大すると予測されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 地球環境
キーワード 燃料電池車 | 環境負荷 | 水素 | 燃料 | 富士経済 | 水素ステーション | 輸送 | 貯蔵 | 輸入 | FCV
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