トヨタ自動車(株)は、中部電力(株)、東邦ガス(株)と共同で「工場排熱や発電電力を工業団地や地域で共有・有効活用するエネルギーシステム構築」の取組を実施すると発表した。これは、(一社)新エネルギー導入促進協議会(NEPC)の「次世代エネルギー技術実証事業」補助対象に選定されたもので、地域の低炭素化と経済性向上による競争力強化、制御技術によるエネルギーセキュリティ向上を目的とする。具体的には、以下の取組により、システム技術の確立と蓄熱物流の経済性を検証する。1)工業団地内の効率的な熱共有システムの導入に関する技術実証、2)地域内のエネルギー負荷状況に対応した排熱回収発電(熱電可変)の技術実証、3)地域内の電力需給調整(ピークカット)と、電力需給状況および最適制御の見える化実証、4)国内外の工業団地への展開を視野に入れたマスタープラン策定。3社では、2014年度内の実証事業開始に向けて、今後、必要なシステムの構築を進めるとともに、国内外への展開に向けた調査・検討も進めていくという。
情報源 |
トヨタ自動車(株) ニュース
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機関 | トヨタ自動車(株) 中部電力(株) 東邦ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 中部電力 | 工場 | トヨタ自動車 | 実証 | 東邦ガス | 排熱 | 経済性 | 蓄熱 | エネルギーシステム | 低炭素化 |
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